名古屋グランパスエイト

クラブインフォメーション

・法人名:株式会社 名古屋グランパスエイト
・Jリーグ参加年:1993年
・ホームタウン:愛知県名 古屋市
・ホームスタジアム:名古屋市瑞穂公園陸上競技場
・スタジアム収容人数:27,000人

チームの由来

GRAMPUSは英語で名古屋のシンボル「鯱」を意味する。EIGHTは名古屋市の記章であり、末広がりを表すもので、チーム名はこの二つを合わせたもの。

リーグ開幕メンバーでありながら、過去1度もリーグ優勝を果たしたことがないグランパス。しかしフランスの名将アーセン・ベンゲルが指揮を執った95年から96年途中までは、ストイコピッチを中心にコレクティブなサッカーを展開。95年後期と96年前期は惜しくも2位で優勝には及ばなかったが、95年の天皇杯に見事優勝。当時はリーグ屈指の強豪として君臨していた。ところが、それもベンゲルが去ると同時に終焉。しばらく苦悩の時代を過ごすこととなってしまった。

そのグランパスが再び目覚めたのは99年だった。前期は8位に低迷するが、サンチェス、マザロッピ、ジョアン、カルロスと、めまぐるしく監督が入れ替わったにも関わらず、後期はリーグ2位に浮上。さらにストイコビッチを中心に、GK
楢崎正剛、トーレス。山口泰弘、望月重良、平野孝、呂比須ワグナーらを軸にその年野天皇杯に優勝するなど、優勝候補野1つとして数えられるほどの実力を備えていた。

しかしながら、その後は豊富な資金力でヴァスティッチ、ウェズレイ、マルケス、ヨンセン、あるいは日本人の藤田俊哉、玉田圭司といったトップクラスの補強を繰り返しているものの、未だに確かな結果を残すには至っていない。

名古屋グランパスエイトー1993

シーズンレコード
成績:
サン卜リーシリーズ9位(18試合7勝11敗/21得点/38失点/得失点差-17)
ニコスシリーズ8位(18試合5勝13敗/27得点/28失点/得失点差-1)
監督:平木隆三
チーム得点王:ジョルジーニョ(9得点)

ミズノ製の初代ユニフォーム。チームカラーの赤を基調とし、サブカラーには白、黒、黄色を使用。以降のグランパスのユニフォームはこの4色が基本となっている。この初代1st.はフロン卜の胸にブーメランのようなV型模様をポイントにし、その上部を黄色ラインで、下部は黒ラインを添えている点が特徴。パンツ左にも同じ色のラインがめに入り、ソックス上部にはVカットでデサインされている。2nd.はその色反転バージョンで、白ベースでコーディネ ー卜。なお、胸のエンブレムとしてキャラクターを使用しているのはこのモデルだけ。

名古屋グランパスエイトー1994

シーズンレコード
成績:
サン卜リーシリーズ8位(22試合9勝13敗/23得点/28失点/得失点差-5)
ニコスシリーズ12位(22試合6勝16敗/33得点/ 54失点/得失点差-21)
監督:ゴードン・ミルン(イングランド)ー三浦哲郎(監督代行、11月~)
チーム得点王:森山泰行(13得点)

他のチームがすべて初代モデルをキャリーオーバーする中、グランパスだけはモデルチェンジ。2年目にして2代目ユニフォームが登場している。まず、目に付くのは赤の配色が増した点だ。シャツには平行四辺形の立体模様を黄色の縁どりと黒の影で表現し、このデザインが左肩からフロン卜、そして右肩からパンツ右へとつらなっている点がポイント。その中にはかすかに白が配色され、石肩から胸を経由して右下に広がる平行四辺形ラインのつなぎ役になつぐいる。首周りはボタン付きのポロ襟タイプに変更。また、胸のエンブレムも新しくなっている。

名古屋グランパスエイトー1995

シーズンレコード
成績:
サントリーシリーズ4位(26試合15勝11敗/50得点/48失点/得失点差2)
ニコスシリーズ2位(26試合17勝9敗/49得点/34失点/得失点差15)
監督:ベンゲル(フランス)
チーム得点王:ストイコビッチ(15得点)

この年は、2代目モデルをキャリーオーバー。前年から着用されたこの2代目の2nd.は、初代同様に白x白x白のカラーパターンを踏襲し、1st.の色反転バージョンになっている。平行四辺形の黄色い縁どりはそのままで、赤を影、黒をつなぎの模様に使用。光沢感のある素材を全体に使っているため、日中の試合で太陽光線が当たると基調の白が眩しいほどの輝きを放っていたことが印象的だ。この年は、ベンゲル新監督の下、前年後期から加入したストイコビッチを中心にチーム史に残る好チームが完成。リーグ戦3位、そして初の天皇杯優勝も達成した。

名古屋グランパスエイトー1996

シーズンレコード
成績:
年間2位(30試合21勝9敗/63得点/39失点/得失点差24)
監督:ベンゲル(フランス)ーコスタ(ポルトガル、監督代行、9月~)ーケイロス(ポルトガル、10月~)
チーム得点王:ストイコビッチ、森山泰行(11得点)

この年も2代目をキャリーオーバー。グランパスの歴史の中で同じモデルを3シーズンに渡って着用したのはこの2nd.のみ。しかも、前年に続いて2年連続の優勝争いを繰り広げたこともあり、歴代の中で最も印象深いモデルとなっているのも当然だ。そのベンゲルはこの年の途中に日本を離れ、アーセナルの監督に就任。それを引き継いだのは名将カルロス・ケイロスという豪華なバトンタッチだった(コスタ代行監督が短期采配でつないだ)。なお、96年のシャツには、前年の天皇杯王者を示すバッチが右袖に付いている。

名古屋グランパスエイトー1997

シーズンレコード
成績:
1stステージ12位(16試合6勝10敗/18得点/24失点/得失点差-6)
2ndステージ5位(16試合10勝6敗/23得点/24失点/得失点差-1)
監督:ケイロス(ポル卜ガル)ー田中孝司(11月~)
チーム得点王:森山奉行(9得点)

サプライヤーがアンブロに変わり、3代目ユニフォームが登場。グランパスの歴史の中でアンブロがサプライヤーを務めたのはこの年だけ。よって、かなり異質なデザインになっている。特徴は首の両側から下に伸びた黒のグラデーションラインと、同じくフロン卜の左右にある黄色のグラデーションラインで、このパターンは同年のサンガの2nd.に似ている。また、パンツとソックスの黒と黄色のラインもインパクト大だ。2nd.はさらに複雑で、シャツの赤黒ラインの下には白生地のジャガードが縦縞模様にデザインされている。パンツにある斜めの黒赤ラインも特徴的だ。

名古屋グランパスエイトー1998

シーズンレコード
成績:
1stステージ3位(17試合12勝5敗/37得点/21失点/得失点差16)
2ndステージ6位(17試合11勝6敗/34得点/26失点/失点差8)
監督:田中孝司
チーム得点王:福田建二(16得点)

この年からサプライヤーはルコック。ルコックはそれ以前からカップ戦用ユニフォームや練習用ウェアを担当していただけに、変更された際の違和感はない。ただ、このルコック製作の初代モデルは、過去の歴史の中で最も赤が占める割合が少ない印象的なデザインになっている。特徴は、両サイドに配色した黄色と、各所に散りばめられた黒のストライプだ。トータルで赤X黒X赤というコーディネー卜になっている点も注目点。一方の2nd.は白X白x白を 踏襲し、よりシンプルになった。また、このモデルはシャツにエンブレムを付けない珍しいモデルだった。

名古屋グランパスエイトー1999

シーズンレコード
成績:
1stステージ8位(15試合7勝1分7敗/30得点/23失点/得失点差7)
2ndステージ2位(15試合11勝1分3敗/32得点/23失点/得失点差9)
監督:田中孝司ーサンチェス(フランス、4月~) マザロッピ(ブラジル、監督代行、8月~)ジョアン カルロス(ブラジル、9月~)
チーム得点王:呂比須ワグナー(13得点)

通算5代目ユニフォームが登場。このモデルからチームエンブレムが装いも新たに胸に復活。1st.のトータルコーディネー卜も、伝統的な赤X赤X赤に戻っている。注目ポイントとして挙げられるのは、ポロ襟部分に白を配色している点と、襟元から袖に流れる黄色いラインだ。袖裾には黄色、白、黒の3色ストライプを入れ、初期モデルのイメージをさりげなく取り入れている。赤基調のパンツの裾は白ストライプになっていて、チームエンブレムが97年のアンブロモデル以来の復活。ちなみにこの年は、チーム史上2度目となる天皇杯優勝を遂げている。

名古屋グランパスエイトー2000

シーズンレコード
成績:
1stステージ12位(15試合7勝1分7敗/17得点/18失点/得失点差-1)
2ndステージ7位(15試合7勝1分7敗/25得点/27失点/得失点差-2)
監督:ジョアン カルロス(ブラジル)
チーム得点王:呂比須ワグナー(10得点)

この年は前年モデルをキャリーオーバー。以降、グランパスのモデルチェンジは、2年サイクルで統一されている。この5代目モデルの2nd.は1st.の色反転バージョン。注目点としては、前モデルの2nd.と同じく、襟のカラーリングを黒にしている点だ。また、これは1st.と共通なのだが、シャツ全体にジャガードのストライプが入っている点も見逃せない。パンツの裾は黒ラインで、ソックス上部は1st.の黒を残し、ルコックマークとその上下のストライプに黒を配色した。なお、98年からこの年まで、シャツの襟の左に背番号を入れている。

名古屋グランパスエイトー2001

シーズンレコード
成績:
1stステージ3位(15試合10勝2分3敗/29得点/20失点/得失点差9)
2ndステージ6位(15試合7勝1分7敗/27得点/25失点/得失点差2)
監督:ジョアン カルロス(ブラジル)ー三浦哲郎(8月~)
チーム得点王:ウェズレイ(21得点)

サポーターにとって忘れられない記念モデルとなったのが、この6代目ユニフォームだ。この年の夏、チームの大黒柱として数々の栄光をもたらせたストイコビッチが現役を引退し、いわゆるピクシーラストモデルとなったからだ(メモリアルユニフォームも販売されている)。最大の特徴は、フロン卜に波打つ黒と黄色のグラデーションラインだ。ポロ襟タイプの首周りと脇下の素材に黒を配色した点もアクセントになっている。その他の変更点は、首元にルコックマークが復活した点と、胸に「TOYOTA」、左袖スポンサーに「HISAGO」が入った点だ。

名古屋グランパスエイトー2002

シーズンレコード
成績:
1stステージ3位(15試合10勝5敗/28得点/18失点/得失点差10)
2ndステージ13位(15試合5勝1分け9敗/21得点/23失点/得失点差-2)
監督:ベルデニック(スロベニア)
チーム得点王:ウエズレイ(20得点)

6代目をキャリーオーバ一。このモデル最大のサプライズは2nd.の基調を初めて黒にした点にある。これは、開幕当初はレフェリーのウェァとの関係上、認められていなかったカラーパターンだったが、ついに日本でも解禁した格好だ(F・マリノスも同じ01年に黒基調の2nd.を採用)。ただ、当然だがこの黒基調の2nd.を着用する機会は少なく、これまで2nd.の定番カラーだった白ベースの3rd.ユニフォームも用意していた点も触れておかなければいけない。その3rd.は1stの色反転で、襟と脇下が黒、フロン卜下にはシルバーが配色されている。

名古屋グランパスエイトー2003

シーズンレコード
成績:
1stステージ7位(15試合5勝8分2敗/19得点/16失点/得失点差3)
2ndステージ8位(15試合6勝4分5敗/30得点/26失点/得失点差4)
監督:ルデニック(スロベニア)ーネルシーニョ(ブラジル、8月~)
チーム得点王:ウェズレイ(22得点)

リーグ7代目のユニフォームが登場。最大の特徴は、伝統のポロ襟がついになくなり、丸首タイプになった点だ。もっとも、この時代のトレンドがユニフォームの軽量化にあったため、ほとんどのユニフォームが襟なしになっていたという背景も忘れてはいけない。その7代目1st.で注目すべきは、フロン卜生地にジャガードで描かれた変則的な縦ストライプと、袖の切り替えに使っている黒のパイピングだ。また、赤パンツはよりシンプルになり、同じく素材の切り替えに黒のパイピングを施している。なお、この年からパンツスポンサーに「TS3」が加わった。

名古屋グランパスエイトー2004

シーズンレコード
成績:
1stステージ8位(15試合5勝5分5敗/24得点/22失点/得失点差2)
2ndステ一ジ5位(15試合7勝3分5敗/25得点/21失点/得失点差4)
監督:ネルシーニョ(ブラジル)
チーム得点王:マルケス(17得点)

7代目モデルをキャリーオーバー。過去の歴史の中でもかなりシンプルになったこのモデルの2nd.は、1st.の色反転バージョンになっているが、白ベースのシャツのジャガードがシルバーを使ったストライプになっている点が反法則的。これは、前モデルの3rd.のカラーパターンを踏襲しているのだ。また、シャツとパンツのパイピングは赤を配色し、ソックスのス卜ライプは赤黒を使用。胸スボンサー「TOYOTA」の文字が黒になっている点も、前モデルの3rd.と同じパターンだ。ちなみに、この年はネルシーニョ監督の下、後期は5位まで浮上している。

名古屋グランパスエイトー2005

シーズンレコード
成績:
年間14位(34試合10勝9分15敗/43得点/49失点/得失点差-6)
監督:ネルシーニョ(ブラジル)ー中田仁司(10月~)
チーム得点王:中村直志(7得点)

8代目ユニフォームが登場。このモデルは赤ベースを踏襲しつつ、黒と白の配色を増やして変化をつけている。同時に、これまでサブカラーとして継続して使われていた黄色がなくなった点が大きな変更点となっている。特徴としては、首周りを変形の立ち襟タイプに変えている点と、両脇のメッシュ素材との切り替えのラインがフロン卜中央にまで伸びている点だ。赤パンツの両側もメッシュ部分を黒にカラーリングし、白のパイピングを施している。一方、ソックスの後ろも素材を変えたため、その切り替えが黒ラインとしてデザインされている点も注目ポイントだ。

名古屋グランパスエイトー2006

シーズンレコード
成績:
年間7位(34試合13勝9分12敗/51得点/49失点/得失点差2)
監督:フェルホーセン(オランダ)
チーム得点王:ヨンセン(10得点)

この年は、前年に着用した8代目モデルをキャリーオーバーしている。この2nd.の特徴は、色反転ではなぐ、1st.ユニフォームとはまったく別パターンのモデルを使っている点だ。よって、首周りは胸元がVカットのポロ襟を採用し、そこが1st.との相違点となっている。また、メッシュ素材の使い方も1st.とは異なり、首から脇下にかけての生地だけに赤を配色。袖の切り替えの赤いパイピングとともに、全体のアクセントになっている。なお、前年から背中スポンサーは「豊田織機」に変わり、パンツスポンサーの「TS3」のロゴもリニューアルしている。

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